＊多湖農園のブログ

父と母がやってきた農園を継ぐ決意をしたのは、
社会に出て10年近くたった頃でした。

当時、料理修行をしていたお店で、
多湖農園のお米と苺を食べられたお客さんから
「美味しい！」の声を頂いたのがきっかけです。

素直に嬉しかったし、
改めて、家業である農業を誇りに思い、
父（多湖一<はじめ>）の歩んできた道を
継ごうと決意したのでした。

旨い米と苺を引き継いで、15年ほど経て
いっそうやりがいと面白さを感じています。

ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが
私たちのような小さな農家が
“日本の食と地域の風景を守っている”
暮らしの根幹を担っていると思っています。

そして、私たちの世代がまた次の世代へ。

日本の農業を引き継ぎ、
後世へ伝えていこうと思います。

といっても、大それたことではなく、
まずは日々、
まじめにコツコツとやっていくこと
と思っています。

父・多湖一の一歩（稲穂）を引き継いで
一歩一歩、ちゃんと作ること。
これからも続くのです。

その想いから、多湖農園で育てるお米を
『はじめの一穂』と名づけています。
（ワンコの名前もいっぽです！笑）

多湖農園　多湖文貴